ナツコさん、ナホコさんは万能ではない

先日、中学2年生の生徒から化学のリクエスト(炭酸水素ナトリウムの熱分解)があり、指導をしました。

学校ではナホコさん、ナツコさんで教えてくれたみたいです。炭酸水素ナトリウムの熱分解は化学反応式が少し長いんですよね。

そこでNaHCO₃(ナホコさん )やNa₂CO₃ (ナツコさん )に登場してもらうわけです。15年以上前からある覚え方で、私もよく指導に使いますし、教えた生徒たちの反応もとてもいいです。余裕がある人はCaCO₃(カコさん)なんかも覚えるといいですよね。

ただ生徒によっては「何それ」「学校でCO₃ は詳しく習わなかった」「よくわからない」「なんで女の子の名前で覚えるの?」と反応を示す生徒もいます。生徒たちにも個性やこだわりがありますから当然のことですよね。語呂合わせで覚えたい生徒もいますし、理屈などで覚えたい生徒もいます。また、基本が理解できていない生徒に何でもかんでも語呂合わせやいわゆる「裏ワザ」も違うと思います。

質問してくれた生徒も「ナホコさんとかのほうがよくわからない」との事でした。

「NaHCO₃=CO₃(炭酸)H(水素)Na(ナトリウム)みたいに後ろから読むんだよ。CO₃が後ろについたら炭酸~。酸化銅とか硫化鉄とかも後ろから読むよね?」

「あ!そういう事なの?」

何のひねりもない解説ですが納得できたようで良かったです。結果ナホコさんの覚え方も理解してくれました。

調子よさそうでしたので、酸化銀や硫化鉄、水の電気分解まで一気に指導しました。ラスト5分で化学式と化学反応式のテストをしたらパーフェクトでした。

引き続き生徒一人ひとりが納得できる指導を進めていこうと思います。