2025年英語の教科書改訂について
2021年の教科書改訂以来、英語はかなり難化しました。今回は前回ほどではないですが、教科書を見ると「難しくなった」と感じます。「英語つまらない」「英語難しい」と生徒が感じないよう、毎年新中1生の指導には細心の注意を払っています。初動でミスをして多く詰め込んだりするとアウトです。
エピオンでは、手より先に口を動かしてもらいます。定期テストや受験にスピーキングはないのですが、個人的に英語の学習は「口を動かすこと」がポイントの一つと考えています。スペルや文法は後回しです。
教科書にもついていますが、塾の教材にもついている「QRコード」が地味に使えます。
QRコードを読み取った後は
教科書の文章をまずは聞く→ 文章を見ながら聞く →音声と合わせてスピーキングする
のように学習させています。長い目で見たときに受験や模試のリスニング対策にもつながるはずです。
こんなことを書くと他塾の先生や、学校の英語の先生に怒られてしまうかもしれませんが、
「発音はカタカナ英語でも構わないので、まずは口を動かすこと」とよく伝えます。
例えが少し違いますが、イメージ的には漢字でいうところの「書き」より「読み」のイメージです。
一通り読めるようになったら、単語や語句の学習です。
be good at (~ing)→(~すること)が得意だ。
と覚えるのではなく
She's good at drawing comics.→彼女は漫画をかくのが得意です。
と【例文で覚える】【まとまりで覚える】ように指導しています。
あとは、drawing comicsの部分がplaying volleyball等に変化したりするだけですから、例文さえ書ける(発音できる)ようになれば汎用性も高い覚え方だと思います。
今のところ、新中1生全員順調です。この先も「英語難しい」「英語つまらない」とならないよう、生徒の理解度を見ながら指導していこうと思います。